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60万円の防音工事でどこまでピアノの音を抑えられるか? 実際の見積も公開

2020年3月7日

阪南市の自宅を改装するついでに、ピアノとエレクトーン用の部屋については防音工事を施工することにしました。といっても、レコーディングスタジオのような完全防音は必要ありません。ピアノを気兼ねなく弾ける環境があればOK。

とするとその基準はどうなるのか? どこまで防音すればよいのかの判断は、悩ましい問題です。

大阪府の条例では?

大阪府は条例で次のように定めているそうです。

府民は、日常生活に伴って発生する騒音により周辺の生活環境を損なうことのないよう配慮しなければならない。(大阪府生活環境の保全等に関する条例第102条)

このようにふんわりとした規定なので判断が難しいですが、大阪府のサイトで補足的に解説を加えていますので、それがひとつの目安になりそうです。

大阪府「生活騒音について」

上記の記事によると、昼間の戸建住宅地や図書館の騒音レベルは40dbくらい。昼間の高層住宅街で50dbくらい。夜間はそれより若干低めということになるようです。

そこで、およそ90dbくらいのピアノの音を建物の外で半減させることを目標としました。

大工さんからの提案は断熱材二重貼り

そこでピアノ室防音を大工さんに相談したところ、「それなら断熱材二重貼り+遮音材が安くて効果的ですよ。やったことあるし」というお話。断熱材二重貼りと、市販のあまり効果ではない吸音材を比べた場合、どちらが高くつくのかは難しいところですが、施工実績があるならそれで、という選択です。

それ以外には、既存のアルミサッシの内側に二重窓(インプラス)を設置し、ピアノを置けるように床を補強する工事を施工。実際の見積額は以下の通りです。

項目単価金額(税抜)
床材・断熱材・遮音シート ¥176,200
遮音ドア ¥40,720
インプラス腰窓 ¥25,440
インプラスはきだし窓 ¥59,724
インプラス間仕切り窓 ¥63,840
施工費 ¥160,000
合計¥525,924
税込¥578,516

これにはクロス(壁紙)の施工費用が入っていないため(クロスは家全体での見積だったため)、それを加えるとおおよそ60万円ほどの工事と考えられます。実際には、エアコンの電源位置を動かすなどの電気工事を行っていますが、その費用は今回無視しています。

さて、この工事内容でどこまでピアノの音を抑えることができたでしょうか?

目標に近い防音効果だが、あと一工夫

実際にグランドピアノを設置して演奏してもらい、室内と屋外で聞き比べてみると、相当程度の効果があることは確認できました。実際にこれを数値で表すとどうなるのか? 気になったのでネットで安い騒音計を購入して測定してみました。

ピアノ横では写真のように95dbくらい。かなり大きな音です。

屋外で測定すると写真のように45dbから50dbの間くらい。今回は雨戸をあけたままの測定で、防音カーテンを注文中(なので使用していない)状態での数字です。わりと敷地に余裕があり、道路まで出てしまうと40db以下になるので、現状でピアノの練習はなんとかできそうです。あとはもう少し工夫をしてみてどうなるか、後日レポートします。


防音カーテンが届いて検証してみましたので、その結果も掲載しました。

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残念ながら防音カーテンはあまり効果がなかったので、現在東京防音さんのピアノ用消音器を注文しています。これについても後日レポートします。

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