不動産トピック

トカイナカに住む(森永卓郎)

2019年6月13日

大竹まことゴールデンラジオを聴いていたら、経済評論家の森永卓郎さんが年金生活2000万円不足問題について言及していました。

金融庁の試算では、老後は年金だけで暮らしていけず2000万円不足するというあの問題です。金融庁は夫婦ふたり世帯の平均的な年金収入を21万円、支出を26万円と見積もり、月額5万円の赤字と推定しました。

65歳で年金をもらい始めて95歳まで生きるとすると、その30年間で不足する生活費は1800万円。おおよそ2000万円の生活資金が必要になるだろうという話です。

これに対して森永さんの回答は「トカイナカに家を買う」ということ。

私の提案は、トカイナカに住みましょうって言うこと。住居費は東京がめちゃめちゃ高いんですよ。山手線の内側で3畳一間で家賃72,000円です。3畳一間ですよ。それでも、今、住宅のトレンドは東京都心に近いところの、駅から数分以内。東京にも駅にも近いっていうこの二大条件が揃っていないと、みんな住まないっていう。 今すごい安いです、郊外は。私のイメージはですね、東京から50キロぐらい離れた圏央道沿い。海老名だとか八王子だとか入間だとか久喜だとかつくばとか茂原だとか、そういったイメージです。その周辺地域。そこでよかったら、中古だったらほんとにキャッシュで買えちゃうんです。何百万円で買えちゃうんですよ。だったら、家賃かからないわけです。家賃かからないだけで生活費はドカンと落ちるんです。

森永さんは首都圏で考えましたが、関西圏でも同じ。大阪のトカイナカ、泉南市、阪南市、岬町あたりなら住宅がキャッシュで買えます。

みさき公園駅から難波駅まで、早ければ40分台。適当に電車を選んでも1時間以内に到着します。堺駅までなら、早ければ34分。トカイナカに住み、都会に通勤すれば、将来の住居費の不安は大幅に解消するはずです。

ただ、森永さんの提案で抜けているのは住宅のメンテナンス費用。古い住宅は耐震性能が不足している場合が多いですし、外壁の補修や屋根の補修などもしないといけないので、最初に数百万円のリフォーム・リノベ費用を見込んでおくべきです。耐震補強については、下記のエントリーをご参照ください。意外と安くできる場合も多いようです。

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たとえローンを組んだとしても、20年くらいで楽々返済できますし、20年後にもう一度痛んだ部分をリフォームしてあげれば、まだまだ住み続けることもできるでしょう。

トカイナカは住環境も優れています。ビーチまで徒歩か自転車で行ける生活なら、寿命もさらに伸びそうじゃないですか?

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